靴選びのポイント
靴が足に合っていないと、転んで怪我をしたり、血行障害により足が痛くなったり疲れやすくなるだけでなく、靴ズレや外反母趾の原因にもなります。
靴の性能を十分に生かし、自分自身の能力を最大限発揮するためにも、足に合った靴を履く事は重要です。
【靴選びチェックリスト】
- 1.かかとがぴったり合っていますか?
- 2.くるぶしに当たってませんか?
- 3.つま先に余裕はありますか?
- 4.足の指は自由に動きますか?
- 5.指の付け根の最も幅の広い部分はきつくありませんか?
- 6.甲の締め付けは適切ですか?
- 7.土踏まずの形状(高さ、位置)は適切ですか?
<< 靴を買うなら・・・午前?午後? >>
人の足は朝と夜とで大きさが違います。立ったり歩いたりして体重がかかり、夜になると血液が足にたまって足がむくんでくるためです。
靴を購入するのは、午前中よりも足の大きくなった午後の方が良いでしょう。
フィット感を確認しましょう!!
「かかと」
かかと部分にスキマがあると、着地が不安定になったり、踏ん張りが効かず、プレー中に転倒したり、ねんざをする恐れがあり危険です。
かかを包み込む様にピッタリと密着している状態がベストです。
「くるぶし」
くるぶしが靴に当たっていると、血行障害を起こし、足が痛くなってきます。
厚手の「中敷(インソール)」に取り替える等して調整しましょう。
「つま先・指の付け根」
指先に多少の余裕は必要です。足の指を動かして、自由に動くかどうか確認しましょう。
指先に余裕が無いと靴ズレをしますし、足の指が曲がっていたり、親指や小指の付け根部分がきつい状態ですと、外反母趾などの骨の異常を引き起こします。
「甲」
甲の部分がゆるいと靴ズレやマメの原因になりますし、きついと血行障害により足が痛くなったり疲れやすくなります。
まずは「シューレース(靴ひも)」で調節し、それでも合わない場合は「中敷(インソール)」の厚さを変える等して調整しましょう。
「土踏まず」
土踏まずと中敷(インソール)の形状(高さ、位置)が合っていると、靴と足裏が一体となり靴自体が軽く、走り易く感じるだけでなく、足裏のバランスが良くなり、腰・膝への負担が軽くなります。
逆に土踏まずと中敷の形状が合っていないと、血行障害により足が痛くなったり疲れやすくなるだけでなく、足裏のバランスが悪くなります。
偏平足の人は特に注意が必要です。
<< 試し履きは両足で・・・ >>
片足しか試し履きをしない人がいますが、両足とも試す事をお勧めします。
足の形や大きさは、左右同じではありません。歩いたり片足に体重を掛けたりジャンプしたりする事で、浮いたりぐらついたりしないか、きつく感じたり傷みを感じたりしないかを確認しましょう。
【参考文献】
アシックス. "靴の選び方." アシックス ユーザーヘルパー.
http://www.asics.co.jp/support/help/Bアシックス. "靴の選び方." アシックス 歩人館.
http://www.asics.co.jp/walking/hojinkan/main/select足道楽. "正しい靴の選び方(ウォーキング編・ランニング編)." 足道楽.
http://www.ashidoraku.com/shoes/